釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

猫は釣りを知っている。

釣り場にはが居ることが多くありませんか?
釣り人から魚を貰えたり横取りすることができるから、暮らしやすいのでしょうか。
釣り人が多い堤防周りなんかには、よく猫が居るものですし、淡水の管理釣り場にも猫が居るのを何度も見かけたことがあります。

あの猫達にとっては、釣り人というものは食料調達源であり、生活には欠かせないものとなっているはずです。
ですから、どうも釣り場の猫は相当釣りに詳しくなっているようです。

 

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以前、私が釣り場で猫を観察していると、その猫はちゃんと竿先とラインを交互に見つめながら、じっと座っていました。
そして、くくっと竿先にアタリが出ると、一瞬で立ち上り、釣り人に駆け寄っていくのです。
そのまま、魚のランディングを見守り、魚が釣り上がれば、釣り人に「よこせ」と鳴くわけです。

これは、もう完全に猫は釣りの仕組みを理解していて、竿先に出る繊細なアタリまで見極めているとしか思えません。
下手をしたら、釣りの初心者よりもずっとアタリというものが分かっているのかもしれません。

 

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それから、猫は釣り人を見る目も厳しいようで、必ずよく釣れている人の側でスタンバイしているようでした。
つまり、猫はどうなったら魚が釣れ、どの人が一番上手なのか知っているというわけです。

このように考えてみると、常に猫から選ばれるような釣り人になれば、それはもう釣り名人であると言ってもよいのではないでしょうか。
今日もどこからか、猫は厳しい視線で、あなたの釣りをジャッジしているのかもしれませんよ。