釣りをしていると、「前に来た時は魚が沢山居たのに、今回は何も居ない!」ということがよくあります。
先週居た魚が今週は居ないとか、去年の同じ時期には魚で溢れていたのに今年は居ないとか、期待を裏切られることがいくらでもあります。
やはり、魚というものは、ちょっとした水温や天気の変化とか季節の進行具合によって行動がかなり変わるようですから、釣り人の読みが外れてしまうことは多いのだと思います。
「ここなら間違いないだろう。魚が居るはずだ。」という場所に魚が居なかった時は、残念ですし焦りますが、釣りというものはそんなに甘いものではないということで諦めるしかないのでしょう。
それに、こういった失敗をすればするだけ、判断材料が増えて、その瞬間に最適な釣り場を選ぶ精度は上がっていくはずです。
よく釣れると思っていた場所の「こういう時はダメなのだ」というパターンが分かるということは、長期的に見れば今釣れてハッピーになるよりもずっと有益なのかもしれません。
期待していた場所で「なんにも居ないじゃないか!」と叫びたくなるような時は、これでまた一つ賢くなったのだと思い、悔しさをぐっと我慢して帰ることにしましょう。