釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

なかなか魚が釣れない人は、なぜか幸せそう。

たまに、なぜか魚がなかなか釣れない人がいます。
釣りをしているポイントや、やっていることは、他の釣り人と違いはないのに、どうしてかいつも魚が釣れないというような人です。
皆さんの周りにも、一人くらいはそういった人がいるのではないでしょうか。

こういった人達は、魚が釣れないのですから不幸な気がしますが、どうもそうとも言い切れないようなのです。


努力と根性の先に掴む一匹は格別。

f:id:nyandaro:20200707112606j:plain

こういった人達は、魚が釣れないのに釣りを止めないのですから、かなり根性がある人のはずです。

なかなか魚が釣れなくても、努力と工夫を惜しまず、ひたすらチャレンジし続けられる強靭な精神力を持っているから、釣れない釣りを続けられるのでしょう。

そして、その結果、ついに一匹の魚が釣れた時に得られる喜びは、そこそこ魚が釣れてしまう人が釣った一匹よりも、爆発的に大きいものなのではないでしょうか。

 

f:id:nyandaro:20200707112723j:plain

私が以前出会ったことのある、なかなか魚の釣れない人は、今まで釣れた魚のサイズや釣れた日時や状況を克明に覚えていて、なんとも嬉しそうに語っていました。
そこそこ魚が釣れて、釣れる度に「ちょっと小さいな」などと思い、年々納得がいかなくなりストレスを溜めていくような釣り人と比べたら、一匹の魚で大きな感動が得られる滅多に魚が釣れない人の方が、ずっと幸せなのではないでしょうか。

 

f:id:nyandaro:20200707112908j:plain

もちろん、釣れない人も釣れない間は、苦しみ悩み大きなストレスを抱えているものでしょうが、それにしたって私の見た人は、あまりに幸せそうで他の釣り人よりもその瞳はキラキラと輝いていました。

どうも釣りというものは、魚が釣れればそれで幸せになれるほど単純なものではなさそうだと、魚が滅多に釣れない人の喜び方を思い出すと考えさせられてしまいます。