釣りにゃんだろう

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やはり日本のフライフィッシングは宗教的か。

いつだったか、田舎に移住して地域の人と揉めごとを起こしている人のネット記事があり、その人がフライフィッシングが趣味だと書いてありました。

そんな記事のコメントに、「そりゃあ、田舎に来てフライフィッシングなんて宗教みたいなことをやって、魚を持ち帰るななんて言い出したら揉めるのは当然だ」というようなものがありました。

 

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私は、これを読んで、もっともな意見かもしれないと思いました。
今でも地域によっては、キャッチ&リリースなんて考えもしないというような釣りが行われている場所はあるはずです。

そういった価値観の人が住んでいる所に都会から行き、魚を逃がせという自分の価値観を周囲に押し付けようとすれば揉めるのは必至でしょう。

 

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それにフライフィッシングが宗教みたいだというのも、ちょっと的を射ていると思います。

日本のフライフィッシングをやる人の中には、釣りはフライフィッシングしかしない人が多いですし、他の釣りを認めないような盲信的な人も多いです。

どこか自分は特別な釣りをやっている選ばれた人間なのだというような傲慢さも感じられますし、餌釣りなどをバカにする雰囲気もあります。

こういった排他的でフライフィッシングだけを盲信するような雰囲気は、餌釣りしか行われていない地域に行けば、より反発を生むに違いありません。

 

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ですから、もしどこかにキャッチ&リリースを定着させて川の環境を改善したい場所があったとしても、いきなり「フライ専用だ、キャッチ&リリースだ」と言い出すのはよくないのでしょうね。

上手いこと現在行われている地域の釣りも尊重しつつも、やんわりと変化を提案していくでもしないと、揉める可能性は高いでしょう。

まあ、とにかくフライフィッシングをする人というものは、他の釣りをする人達から見ると気取り過ぎで、宗教にハマっている人のように見えているようですから、どこに行っても控えめに行動するべきだと思います。