釣りにゃんだろう

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「これ釣るんですか?」なイイダコ釣り。

去年の年末あたりでしたか、釣りをしない青年とNHKのBSの釣り番組を見ていたら、イイダコ釣りをやっていました。

大きな船に乗って沖に出ていき、いざイイダコが釣れてみると、よく見なければ見えないくらい小さいではありませんか。

それを見て青年は、「えっ何⁉、これ釣るん…?」と絶句していました。
釣りをする私でさえ、何かの間違いではないのかと思いましたが、その時期に釣れるのはそれくらいの大きさのものなのだそうです。

 

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「わざわざ石油燃やしまくって船を出して、ミニチュアみたいなタコを釣るなんてイカれてるね~」と、それからは二人で笑いながら見ていたのですが、常識的に考えれば「わざわざそんな物を釣らんでも」というようなものって、釣りには沢山ありますよね。

タナゴなんて釣るのも申し訳なくなるような小さい魚ですし、ワカサギなんかも私は食べ物に困っているのではなかったら、わざわざ釣るような魚ではないと思います。
サイズが小さい時期のアオリイカなんかも、わざわざ釣らんでも良いのでは、と私は思いますしね、とにかく釣りに興味がない人からすれば、「何やってんの?」と言いたくなるような釣りものが沢山あります。

 

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それでも、それぞれの釣りを真面目にやっている人達は、そこに楽しみを感じているわけですし、やってみればそれぞれ奥深くて、それなりに楽しいものなんだろうな、とは想像はつきます。

ただ、そう想像できるのは私が同じ釣りが好きな人間だからであって、世間一般の人から見れば、「あんなものをわざわざ釣って、バカじゃないの?」と思われるだけでしょう。

やはり、釣り人というものは、常識的に考えればバカな人達なんだろうなと認識させられる、ちょっと恥ずかしくなるテレビ鑑賞だったのでした。