ヘドンのルアーにタイガーというミノープラグのシリーズがあります。
このルアーは、ヘドンのルアーですから、やはりバス釣りの人に人気があるようですが、結構トラウトにも効く優れものでもあります。
タイガーでトラウトを釣る。
タイガーには、タイガーカブ、タイガータイガー、マグナムタイガー、ビッグタイガーと、大小様々なサイズがあります。
ですから、トラウトを釣るのにも、管理釣り場や渓流のウルトラライトの釣りから、ウグイを食べているような巨大なイトウまで、様々な釣りで使うことができます。
バス釣りの人は、このルアーをあまり潜らせないで、水面で操作をすることも多いようですが、トラウトを釣る時は、通常のミノープラグと同様にタダの引きやストップ&ゴーなどの操作で使います。
大きめのリップでしっかり水を掴み、太いボディをブルブルとゆったりと大きく震わせるアクションは、なかなか魚達には魅力的に見えるようです。
昨今の日本製のミノープラグとは性格が違うアクションですから、タイガーなら釣れるなんて場面もあるかもしれません。
このルアーをトラウトフィッシングに使うのは、今のようにルアーの用途が細分化され種類が豊富にあるわけではなかった70年代などには、普通のことだったようです。
忠さんこと常見忠さんの著作にも、よく登場しています。
中禅寺湖のシャローを攻略するためのルアーとして登場したり、大鳥ダムで自己記録のイワナを釣ったのもタイガーだそうです。
このように、このルアーがトラウトにも効くのは間違いなく、しかも昔ほど使う人はいなくなっているのですが、今このルアーを使えば、予想外の好釣果に恵まれるなんてこともあるかもしれませんね。