私には、テレビの釣り番組でタチウオ釣りの様子を見かける度に、納得がいかないでいることがあります。
それは、タチウオの体高を指○本などと、指を当てて測ったもので判断しているところです。
魚の体高を判断するのに、人間の指で測るなんて、いかんせん雑過ぎませんかね?
指の太さなんて、個人差が物凄くあると思うのですが。
若い痩せた小柄なお姉さんの指と、皮下脂肪たっぷりのおっさんの指とでは、下手したら2倍くらい太さが違うこともあるのではないでしょうか。
私が自分の指を見ていても、がっつり有酸素運動をして体脂肪が落ちている時と、連日手を使う作業をしていて手が張り気味な時とでは、かなり指の太さが違うくらいですし、指の太さなんて超大雑把な基準にしかならないと思うのですが。
それから、タチウオ釣りでは指○本という基準に加えて、体長が120センチを越えるとドラゴンなどと呼ばれているようですが、あれもどうなんでしょうかね?
そういった基準があるからか、なんとか120センチに届かせようと、もう紐みたいな尾っぽをひっぱり測っていたりしますが、なんだかセコ過ぎじゃないですかね。
120センチあろうがなかろうが、釣った本人が大きな立派な魚だと思うなら、それだけで充分じゃないでしょうか。
それを、わざわざアホな釣り業界が言い出したドラゴンなんてダサい名前の基準を気にするなんて、あまりに幼稚な釣りなのではないでしょうか。
指○本とかドラゴンとか、いい加減でくだらない話にいちいち付き合っていたら、釣り人もアホになってしまいますから、釣り業界の話に乗るのはほどほどにしておいた方が良いと思います。