釣りにゃんだろう

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釣り人は熊鈴、観光客は短パン。

中禅寺湖の山側と呼ばれる場所で釣りをしていた時のことです。
そこには、ハイキングコースがあって、釣り人以外の人達も結構通るのですが、何人もの外国人観光客と出会う日がありました。

彼らは、まだ4月の終わりで肌寒い時期だというのに、元気に短パン姿でリュックを背負い歩いていました。

 

それから、同じハイキングコースを歩く釣り人に目を向けてみると、全身ゴアテックスのウェアを着込み、チリンチリンと熊鈴を鳴らしまくっているのです。

このハイキングコースを歩く両者の極端な姿勢の違いをみていると、おかしくてたまらなかったですね。

軽装かつ生足で歩く人達と重装備で熊鈴を鳴らしまくっている人達が、同時に居るのですから、どちらが適切な対応をしているのか、よく分からなくなってしまいます。

 

私の考えでは、ちょっと薄着過ぎるかもしれませんが短パンの人達が正常で、あんな場所で熊鈴なんかを付けている釣り人が異常だと思います。

確かに多少はクマが居たりするような場所ですが、歩いていて襲われる確率なんて微々たるものですし、ツキノワグマなのですから、例え襲われても死ぬ確率なんて限りなくゼロに近いでしょう。

そんな場所で、熊鈴を鳴らして歩くなんて、リスクに対して過剰に怯えているとしか思えませんし、そんなに動物と出会うのが嫌なら釣りなんてしないで、家で寝ていた方が良いのではないでしょうか。

 

自然の中で釣りをするなら、実際にツキノワグマと出会ったら、「貴重な動物を見られてラッキー」と思うぐらいの気持ちで臨むべきだと思います。

軽装な外国人観光客と異常に重装備な日本人の釣り人の対比を見ていると、やはりこの国の人達は、小さなリスクに対して過剰に反応していて、ちょっとおかしいのではないかと思わされます。

そういった姿勢では、釣りなどの自然の中でのアクティビティを満喫することは難しいでしょうし、向いていないのではないでしょうか。