釣りにゃんだろう

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釣りに行く時期が早すぎるということはない。

吉田拓郎の歌に「おそすぎることはない、早すぎる冬よりも」という歌詞がありますが、釣りに行く時期というものを考えてみると、これとは逆で「早すぎることはなく、遅すぎることはある」ものだと思います。


最高の瞬間は、一瞬しかない。

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四季のある日本の釣りでは、どんな釣りでも「バカみたいに釣れるぞ」というような本当に最高の時期というものは、年に一週間ほどしかないのではないでしょうか。

この瞬間に釣りをしようとした場合、もし釣りに行ったタイミングが遅すぎて、ちょっとでも過ぎてしまっていたら、また一年近く待たないことには、最高な時期に釣りをすることができないことになります。

しかし、「まだちょっと早いかな」という時期から釣り場に通い、しっかりと状況を把握しておけば、ベストなタイミングを逃さずに釣りをすることができます。
釣りに行くのに早すぎることはなく、例えその日はよく釣れなかったとしても、それは後日の成功に繋がるものなのです。

 

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たまに、冬季に凍結した川や湖が溶けきる前から、こまめに釣り場に通う人がいますが、ああいった人達はただ気が早いわけではなく、確実にベストな瞬間に良い釣りをするために下見をしているようなところがあるのだと思います。

ですから、まだ魚が釣れないような、ベストシーズンからちょっと前にズレた時期に釣りに行くことは無駄ではありませんし、時間があるなら釣りに行くべきなのかもしれません。

 

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また、遠征といった遠方へ長期に釣りに行く場合も、できる限り現地に長く滞在できるようにして、ちょっと早すぎるくらいから釣りを始めれば、良い時期が始まる瞬間に釣りができて、爆釣が経験できるかもしれません。

現代人は何かと時間に追われがちなものですが、なんとか時間を作り、ベストシーズンよりも早めに釣りに行き、その時をじっくり待つくらいの余裕を待った方が、良い釣りができるのではないでしょうか。
釣りに早すぎることはなく、自分が季節より先回りして待っていた方が良いはずなのです。