「去年の今頃はあそこで爆釣したから、今年も行ってみよう」と考えて釣り場を決める人は、釣り人の中には少なくないのではないでしょうか。
こんな時は、前の年の良い印象があるために確実に釣れる気がして、どこか楽勝ムードで出かけていったりするものですが、やっぱり釣りってそんなに甘いものではないですよね。
私もしっかりとメモをとっておき、過去によく釣れた時期に再び釣りに行くということはよくあるのですが、結構「あれれ…」というような結果になることがあります。
やはり、季節の進み具合というものは毎年違いますし、その時の気象条件なんかも違いますし、それによって魚の行動も変わってくるわけで、単純に過去に釣れた日付だけを参考に釣りに行っても、同じように魚が居るとは限らないのでしょうね。
それでも、「この時期にあそこが良い」ということを自分の実体験から知っているというのは大きな意味がありますから、あとはちょっとした微調整をすれば良いのだと思います。
釣れた年と今年の季節の進み具合や気象条件や水量などを比べて、「今年ならこのあたりが、釣れた時の条件に一番近いはずだ」という答えを導きだし、釣行するタイミングを決めれば良いのです。
まあ、それでも必ず過去のように釣れるわけではありませんが、単純に過去に釣れた時の日付けを真似るだけよりは、ぐっと釣れる確率は上がると思います。
このようにして過去の再現を狙って釣りに行き成功する確率は、私の場合で50%くらいでしょうか。
決して高くはありませんが、手探り状態でゼロから釣り場を彷徨うよりは良いはずですから、過去によく釣れた時の日付けや気象条件は、よく覚えておくことにしています。
