釣りにゃんだろう

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釣り人は、津波でも釣りに行く。

ちょっと前に、サモアの火山噴火に伴う津波が日本までやってきましたが、ちゃんと避難せずに海で釣りをしていたという人が結構いたようですね。

津波の影響だったかは分からないものの、まだ注意報が解かれる前の段階で船で釣りに出ていき行方不明になった人もいたそうで、世間からは本当に釣り人というものは迷惑をかけるどうしようもない奴等だと非難されていたようです。

 

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結果的に捜索されることになり、他人に迷惑をかけまくっているのですから、こういった釣り人を擁護する余地は全くないのですが、津波注意報が出ていても釣りに行ってしまった人の気持ちは、とてもよく分かる気がします。

釣り人は、とにかく釣りに行こうと思ったら、その気持ちが何よりも勝ってしまいます。
津波がくるかもと言われても、「どうせたいしたことないでしょ。大丈夫でしょ。」と無駄にポジティブに考えてしまい、釣りに行くことを思いとどまるのは大変難しいです。

これは、もう完全に油断や過信から災害で命を落とす人間の思考パターンですし、釣り人というものはそのタイプの人間の典型なのかもしれません。

ですから、釣り人が危険を省みずに行動をして死ぬことがあるのは必然で、死者をゼロにすることは不可能でしょう。

 

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釣りをしない人達からしたら「バカじゃないの?」の思われるかもしれませんが、釣りバカという言葉があるように、釣り人は本当にバカなんですね。

まあ、好きなことをして死んでいるのですから本人的には大満足でしょうし、そんなに悪いことではないと私は思いますが、あまりに他人に迷惑をかける行為はいただけないとは思います。

やはり、無茶な釣りをする前には、死んだ時にどれだけ家族や他人に迷惑を掛ける可能性があるのか、今一度考えてみるべきでしょうか。
自分を捜すような家族もおらず、仕事で迷惑をかける人間もおらず、他人に発見される可能性も少ないような僻地なら、思う存分危険な釣りをして良いでしょうが、そうでないのなら踏みとどまる勇気を持つべきなのかもしれません。

 

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こう考えてみると、本当に思いっきり自由に釣りを楽しめる人というものは、身寄りがなく連絡を取るような知人もおらず無職の孤独な人間なのかもしれません。
もし、あなたが本当に究極の釣り人を目指したいのなら、早めにこのような人間を目指すべきなのかもしれませんね。