釣りにゃんだろう

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釣り業界の中二病感はアメリカのメーカーにもある?

日本の釣りの世界は、いささか中二病的なところがあると、度々こちらでお話してきました。
道具や釣り方にやたらと英語で名前をつけて、無理にカッコつけたがるようなところです。

私が、一番酷いと思っているのは、カスケットというトラウトルアーのお店の製品群ですかね。
無理にカッコつけた名前は、あまりに痛すぎて笑いを堪えることができません。

 

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最近、こんな釣り業界独特の「痛い」センスのなさは、どうも日本だけではないのかもしれないと、気づくことがありました。
ここにOPSTという、主にラインを扱うアメリカのフライフィッシング用品のメーカーの広告があるのですが、ちょっと見てみましょう。

 

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どうですか?
「もっとヤバイ奴はアメリカに居た!」と思いませんか?
この広告の文言が、アメリカの会社の人が考えたものを和訳したものなのか、日本の代理店が考えたものなのかは分かりませんが、何れにしても「なんとか部隊だとか言ってチームを組んで、ベレー帽を被っていたりした人達」だということは事実なのでしょう。

これは、中二を軽く飛び越して「小学生か!」と突っ込みたくなってくるくらい痛い行動ですし、こんな人達に川原で出会ったら、他の釣り人は絶対に指差して笑っていたのではないでしょうか。

もしかしたら、こんなことをしていた本人達だって、今では恥ずかしくなって黒歴史として封印したくなっているかもしれません。

 

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それにしたって、こんなことを広告に載せてしまうとは、本社や日本の代理店のセンスを疑わずにはいられません。
こんな痛いことをしている人達の道具は使いたくないと思い、買うのを控える人だって沢山いるのではないでしょうか。

私も、たまに中古でこのメーカーのラインが安く出回っているのを見かけても、この広告を見て以来、無条件で買わないことにしています。

どうやら、釣りの世界独特の痛い人達というものは、国境を越えて存在しているようです。