ここ何年かの釣り雑誌の表紙には、女性アングラーが載っていることが多いと思いませんか?
私が子供の頃には、ロッドアンドリールという雑誌の表紙が毎回芸能人のお姉さんだったことはあっても、今のようにがっつりと魚を釣っっているお姉さん達が表紙を飾っていることはなかった気がします。
それだけ、釣りが女性にも人気のあるものになったのだと言えるかというと、それはちょっと違うような気もします。
確かに釣りをする女性は増えているようですし、釣りの分野で活躍する女性もかなり増えています。
しかし、依然として釣り人の大半はおっさんですし、釣り雑誌を買う人の95%くらいはおっさんのはずです。
釣り雑誌の表紙に女性が起用されることが多くなっているのは、おっさんが買うにしても、どこぞの汚ならしいおっさんが表紙なのと、お姉さんが表紙なのでは、どう考えてもお姉さんが表紙の方が喜ばれるからだと思います。
そして、そうした表紙に起用しやすい女性アングラーが増えているものですから、毎号のように表紙に女性アングラーが登場する雑誌が増えているのだと思います。
近頃では差別だなんだと怒られてしまいそうな考え方ですが、これは紛れもない事実でしょう。
しかし、今後さらに活躍される女性アングラーが増えて、どんどんとおっさんアングラーを追い抜いていくような状況になれば、こんな不埒な考え方からではなく、当たり前のように表紙が女性ばかりになる時代が来るのかもしれません。
そのためには、我々おっさんもセクハラ的な思考をそろそろ捨てなくてはいけないわけですが、これがなかなか難しいものではないでしょうか。
まあ、それでも、そう遠くないうちにおっさんは自然に死に絶えますから、許していただきたいものです。