釣りの有名ポイントは、どこに行っても、人また人。
それだけで、釣りをするのも嫌になってしまいますよね。
ここでは、曜日による釣り人の数の変化と、釣れやすい曜日について考えてみましょう。
人的プレッシャーと釣果。
海や汽水域などの釣りでは、曜日による釣り人の数の違いよりも、潮周りなどの方が、釣果を左右する大きな要素かもしれません。
しかし、閉鎖された空間である湖沼や、あまり大きな魚の移動のない川などでは、人の多い曜日は、かなり釣れる確率が低くなります。
ひっきりなしに、爆撃のようにルアーを打ち込まれている日と、誰もいない静かな日を比べれば、静かな日の方が釣れやすいのは当然でしょう。
各曜日ごとの傾向。
ここでは、有名な釣り場で、何週間も休みなく長期に渡り、日の出から日暮れまで、身体がボロボロになるまで釣りをした私が、肌で感じた経験をもとに、曜日ごとの違いを説明してみたいと思います。
- 土曜日―最悪の曜日です。日の出前から、釣り人は一週間で最大の量と勢いで攻めてきます。できれば釣りをしない方が良いでしょう。
- 日曜日―引き続き最悪です。ただ、意外と日曜日の午後は、帰宅する人が多いためか、釣り人が一気に減ります。魚も急に静かになり油断するのか、意外と釣れたりします。
- 月曜日―平日だからと言って、あまり楽観視できません。月曜日休みという人が、結構攻めてきて、なかなか人が多いです。
- 火曜日―これまた火曜日休みという仕事があるのか、月曜日ほどではないにしても人が多いです。
- 水曜日―水曜日も休みの人が多いのでしょうか?結構釣り人はいます。ただ、水曜日の午後ともなると、週末に釣り人の大群に荒らされた状況も落ち着き、釣り人も減り、いい感じになってきます。
- 木曜日―私の経験上では、一番釣り場が空いていて、一番釣れやすい日です。木曜日が定休日という管理釣り場を見たことがありますので、おそらく一番釣り人が少ないというのは、間違っていないのではないかと思います。
- 金曜日―木曜日ほどではないにしても、釣り人が少なく釣りやすいです。しかし、午後からは、フライング気味に週末に向けて、もう釣り人が押し寄せてくることもあります。
以上のように、あくまで私の個人的な考えでは、釣りをするなら木曜日がベストだと思います。
何日か続けて釣りをするなら、水~金曜日というのが、最高だと思います。
ただ、誰でもうまく、その曜日に合せて休みがとれるわけではないものです。
ですから、どうしても良い釣りをしたかったら、最終的には、仕事を辞めるか転職をする、長期休暇をとり、釣り人の少なく魚の多い海外に行く、ということになってくると思います。
あなたの人生において、釣りがそれだけの情熱をかけるだけの価値があるものだと思うのならば、それは決して悪い選択だとは言えないでしょう。
やりたいことは、できるうちにやって、後悔しないことが一番です。
開高健もこのような言葉を残しています。
「あとで後悔しなさんな。やりたいことをやりなさい。グラスのふちに唇つけたら、とことん一滴残らず飲み干しなさい。あとで戻ってきても、もう雫は残っていない」

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