釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

冬季ニジマス釣り場の有効な活用法。

近頃、川を利用したキャッチ&リリースの冬季ニジマス釣り場というものが増えています。
それだけ人気があり、沢山の釣り客が来て、漁協などからすれば儲かるものなのかもしれません。

大型のニジマスが多く逃がされ、それを釣るだけなのですから、川で釣れにくい管理釣り場をやっているようなものなのですが、この「川で」という部分が釣り人には重要なのだと思います。

 

 

複雑な流れと沢山の石がある川で魚を釣るのは、管理釣り場で釣るよりも面白いと思う人は多いでしょうし、自然の魚を釣る練習にもなるでしょう。

そうなってくると、管理釣り場のようにジャンジャン釣れなくて、釣果が数匹だったとしても満足感が出てきますし、それなりの魚を逃がしておけば、自然と釣り人は集まるのだと思います。

ただ、やっぱり天然のニジマス釣りと比べてしまうと、どうしても満足度は低い釣りにはなってしまいますね。

天然の魚と比べてしまうと、魚の美しさは違う種類の魚のようです。
引きや力強さも、近頃はハコスチなどよく引くという魚もいますが、それでも暴走して跳ねまくるような天然の魚とは比べものになりません。

 

 

ですから、冬季ニジマス釣り場での釣りというものは、どうしたって冬の間の暇潰しの域は抜け出せないと思います。

そこで私が考えた、冬季ニジマス釣り場の有効な活用法は、B級品のフライの在庫処分です。

フライを巻いていると、ちょっと失敗して、見た目や姿勢のバランスが悪くなったりした失敗作ができてしまうことがあります。

こういった物は、あまり魚が釣れそうもありませんから、なかなか使う気になれない人は多いと思います。

しかし、冬季ニジマス釣り場なんかだと、こんな失敗作でも魚は普通に釣れます
水温が低く、底べったりに魚が居ることも多いですし、魚を釣ろうとすれば根掛かかりは避けられない釣りですから、B級品を使うのにはぴったりです。

 

 

冬季ニジマス釣り場で、こういった自分の中での失敗作のようなフライで魚が釣れてしまうのは、それだけ養殖魚が釣られやすいからということなのでしょうか。

それとも、実は自然の川の魚でも失敗作でも普通に釣れるということなのでしょうか。

私は、後者が事実のような気もしますが、張り切って釣りをするような場所ではない冬季ニジマス釣り場なら、抵抗感なくB級品を使えるので、とりあえずここで使ってしまうのは、とてもよい方法だと思います。