近頃は、100円ショップのダイソーのアウトドアグッズの充実度が物凄いですね。
それだけキャンプなどのアウトドアレジャーが、爆発的に流行っているということなのでしょうか。
「こんな物まであるの?」というような物も沢山ありますし、ちょっと作りはちゃっちくても充分に使える物も多いです。
日頃から、「キャンプギア」とか言って、有名メーカーの高い物しか買っていない人は、一度大きめのダイソーに行ってみてはいかがでしょうか。
ちょっとびっくりするかもしれませんよ。
そんなダイソーのアウトドアグッズの中に、熊鈴を売っているのを見つけました。
熊鈴といえば、ちょっと前までは真面目な山のお店に行かなければ売っていなかったくらいですから、かなり驚きです。
小さく安っぽい作りですが、意外にも高音の良い音がします。
私がたまにあまり真剣に熊を警戒していない時に使うアウトドアメーカーの物よりも、ずっと音はよく響きます。
「これで熊との接近を必ず避けられるものではない」と書いてありますが、熊鈴というものは、そもそもがそういう物なのですから、問題ないでしょう。
「ちょっとは熊がこちらに気づいてくれやすくなるかなぁ」といった目的で使うものなのですから、何人も人が襲われているみたいな場所に行くのでなければ、この程度の物で充分なのではないでしょうか。
それにしても、ダイソーで熊鈴を売っているとは、それだけ熊鈴を使う人が増えているのでしょうね。
しかし、そういった人達全てに、本当に熊鈴を使う必要があるのかは大いに疑問です。
いつだったか小学生の遠足のような集団が、みんな熊鈴を付けていて、鈴の大合唱になっているのを山で見かけたことがあります。
集団で大騒ぎしながら歩けば、鈴なんてなくても動物達は逃げまくるでしょうし、そもそもが熊に襲われるような場所でもなかったですから、本当におかしな光景でした。
このような見当違いな熊鈴の使用が増えているから、ダイソーで熊鈴が売られるほどになっているのだと思います。