テレビの釣り番組でやっていた鮎の友釣りの様子を見ていてふと思ったのですが、あれをやっている人達って、魚の写真を撮ったりするんでしょうか?
釣れたら川の中ですぐに囮を付け替えてしまいますし、一匹ずつ写真を撮る人はいなさそうです。
それでは、最後にネットにバシャーと魚を全部出した時にでも、写真を撮るのでしょうか。
そうする人もいるのかもしれませんが、そもそも魚の写真を撮る習慣がない人もいるのではないでしょうか。
私の親戚には友釣りが好きな人がいましたが、どうも写真を撮っていなかった気がします。
これは、私のような「釣って写真を撮って逃がす」という釣りをしている人間からは、かなり不思議に見えます。
私は、魚が釣れた証拠はしっかりと残したいと思いますし、綺麗な魚の姿を写真に残し、後で見て思い出に浸りたいです。
ですから、全てではないものの、釣れた魚の写真を撮りたいと思います。
こういった釣りをしている側からすると、写真を撮って証拠を残さず釣れたことだけで満足できる釣りがあるのが、ちょっと信じられないですね。
しかし、よくよく考えてみるとワカサギ釣りなんかでも、いちいち魚の写真は撮らないでしょうし、へら釣りなんかも、さっと逃がすことが多い気がしますから、意外とこのような証拠を残さない釣りは多いのかもしれません。
それから、これらの釣りには、数を競うという共通点がある気がしてなりません。
どうやら数釣りをする釣りは、いちいち魚の写真を撮ったりせずに、とにかく釣りまくるといった傾向があるようですね。
私は、釣った魚達一匹一匹に思い出があり、寝る前などにそのことを思い出すような釣りをしているので、このようなひたすら数を釣ることは、なかなか理解しがたい行動です。
しかし、世の中には様々な釣りがあり、釣り人が何に満足するかも、人それぞれなのかもしれませんね。