私は、魚をリリースする前に、流れの中で魚を腕で抱えるようにして、魚の顔の写真を撮るのが好きです。
このようにすると、綺麗な水の中で、生き生きとした迫力のある表情の魚の顔の写真を撮ることができるからです。

もちろん、こういった写真はどんな大きさの魚でも撮れるわけではなく、小脇に抱えられるくらいの、ある程度の大きさである必要があります。
感覚としては、猫なんかの動物を抱えた時に近く、それくらいの重量感のある魚でなくてはなりません。
そんな魚は、毎回釣れるなんてことはないですし、魚を小脇に抱えて顔の写真を撮ろうと思える瞬間は、至福の時でもあります。

このようにして写真を撮ると、袖やら胴やら着ている服がビチャビチャに濡れたり、釣り場によっては泥だらけになったりもするわけですが、そんな濡れや汚れも良い魚を釣った証拠であり、喜びの一つでしょう。
小さな魚しか釣れなかったら、ズブ濡れになったりすることはないわけですし、これは大きな魚を釣った人だけの特権なはずです。

やっぱりどうせ魚を釣るのなら、魚を小脇に抱えたり、身体中ズブ濡れになったりして、全身で喜びを感じられる方が、楽しいのではないでしょうか。
世の中には、年がら年中、手の平に飲るような大きさの魚しか釣らない人もいるようですが、魚がドッボンドッボンと暴れて、頭から水を被るような釣りをしないなんて、あまりに損なことだと思います。