釣りにゃんだろう

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メガマウスの目撃証言に見る釣り人の発言の信憑性の低さ。

春先くらいでしたか、千葉の港にメガマウスという巨大な深海サメが現れたと、話題になっていたことがありました。

テレビ局が現地に取材に行き、目撃した釣り人などにインタビューをしていましたが、面白いことに、人によって目撃したメガマウスのサイズがまちまちなのです。

ある人は「3メートルくらい」、またある人は「5メートル」といった具合に、目撃者によって、そのサイズが随分と違っていました。

何匹もメガマウスが居たとは考えられないですし、同じメガマウスを見ても、人によって、これだけ大きさの捉え方が違っていたということでしょう。

 

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この現象を見てみても、釣り人の発言というものは、本当にいい加減なものだということが分かります。

よく釣り人は、「こんなに大きな魚が居た!」と、釣ってもいない大魚の目撃証言をすることがありますが、その発言はあまり信用できないのではないでしょうか。

いくら魚を目撃しても、ろくにその正確なサイズを把握できていないようなのですから。

そもそも、水中に居る魚の大きさというものは、なかなか地上からは正確には分からないものですし、釣ってみないと分からないというのが、本当のところだと思います。

 

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ですから、「凄いデカイのが居てさ!」と興奮気味に語る人が居ても、簡単には信用せずに、「本当に居るのかもしれないし、居ないのかもしれない」と疑いつつ、「それは凄いですね」と返しながら、参考程度に話を聞いておくのが良いのかもしれません。