釣りにゃんだろう

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『北海道トラウトフィッシングツアー 2018』⑫  忠類川番外編 しべつ「海の公園」オートキャンプ場。

釣り旅とキャンプ場。

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釣りを目的とした旅をしていると、天候や釣果などの影響で、日程や目的地が流動的になりがちです。

始めからきっちりと予定を立てて、宿泊地を決めて予約をし、そのスケジュールに従って動くということは、出来る限り避けたいものです。

釣りは自然相手のものなので、どれだけ自由にその日暮らしができるかに、釣果は比例してくるとも言えなくはないはずです。

そんな自由気ままな釣り旅をする場合、お金を売るほど持っている人なら、前日や当日に空いている宿を予約するのが一番良いでしょう。
あまりにも急な予約だと、宿の人も困ってしまいそうなので、そこらへんは気をつけたいものですが。

限られた予算で旅をする我々貧民層は、そう贅沢もできないので、基本的には車中泊ということなります。
幸い、北海道には年中車に住んでいるような人々が溢れかえっているので、とても楽に目立たず安全に不審者にならずに、路上生活を楽しむことができます。

しかし、たまには思いっきり身体を伸ばして眠りたくなるものです。あまり無理をすると、エコノミークラス症候群で死にかねません。

そんな時に便利なのが、キャンプ場です。
北海道には、無料のキャンプ場がいたる所にありますし、有料でも本州とは利用料が一桁違うほど安い場所がほとんどです。

今回は、前回まで紹介してきた忠類川での釣りに便利な、標津町のキャンプ場を紹介したいと思います。

 


しべつ「海の公園」オートキャンプ場

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しべつ「海の公園」オートキャンプ場は、忠類川のサケ・マス有効利用調査の管理棟から、車で10分ほどの場所にある公園内のキャンプ施設です。

周辺にはコンビニなどもあり、釣りの前泊にも後泊にも、かなり便利な立地となっています。

利用料は、フリーサイトで一泊300円。宿泊には、その他に清掃協力金200円が必要となります。
また、近未来的なルックスのバンガローや、オートキャンプサイトもあります。
レンタル用品等も豊富です。
詳しくは、公式サイトをご覧ください。

 

 

目の前には国後島と釣り堤防。

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完全に平な芝生のフリーサイトの目の前には、国後島が浮かんでいるという、なかなかのロケーションです。
車からの荷物の運搬用には、ショッピングカートなどが用意してあり、とても便利です。

 

また、すぐ目の前には、無料の釣り堤防があり、サケ釣りも行われていました。

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水場やトイレやゴミ捨て場などの施設も、しっかり清掃されていて、とても気持ちのよい場所です。

このようなロケーションだからか、高齢者のキャンピングカー属にも、サケ釣りをしながら滞在できる場所として人気があるようでした。

このキャンプ場の駐車場で車中泊をする場合には、清掃協力金を支払い、車に車中泊許可証を表示するシステムになっていました。

わずかな料金で、ゴミを捨てられ、綺麗なトイレを使えて、目の前でサケを釣れるのですから、人気があるのも納得です。

 

 

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海沿いの公園にあるので、ちょっと散歩をするのも気持ち良く、サッカーゴールまであるので、ボールを持っていれば、遊び放題です。

これで、一泊たったの300円。
人だらけの首都圏のキャンプ場で、何千円も払っている人達が、なんだか憐れに思えてきませんか。