秋や冬でも自然の川で釣りをしたい釣り人の味方として、漁協などがニジマスを放流し解放する冬季釣り場があります。
その中でも群馬県では、近年遊漁用に養殖された、大きく引きが強いハコスチという種類のニジマスも放流されていて、釣り人に好評なようです。
今回は、そんな釣り場の一つである、上野村冬季釣り場の様子を見てきました。
アクセス、料金など。
冬季釣り場の受付となっている上野村漁協は、『川の駅 上野』にあります。
上信越自動車道下仁田ICより車で30分ほど。
上野村というと、かなり山深いイメージだったのですが、意外とアクセスが良いのですね。
こちらの館内のやや奥に、漁協のカウンターがあります。
釣りの時間は、9時~16時(11月末までは17時)、火曜日休止。
料金は大人2000円です。
受付ではマップもいただけました。
開始時刻がゆっくりめなのが良いですね。
朝早くからやっていると、どうしてもその時刻に行かなくてはいけない気になるのが釣り人ですから、これならゆっくりと出掛けられます。
「オフシーズンの釣りなんだから、まあそうカリカリしないで、のんびりやりましょう。
トランキーロ、あっせんなよ」
といった感じでしょうか。
実釣。
基点である川の駅の下から入渓すると、さっそくニジマスの魚影が目につきます。
釣り区間の全域にまんべんなく魚は居るようです。
流れの弛い場所だけでなく、瀬などにも魚が居て、魚の配置にも好感が持てます。
飽きない程度によく釣れるのですが、35センチ前後のニジマスばかり。
よく引き、よく跳ねて、なかなか楽しいのですが、ハコスチは姿を見せませんでした。
数が少ないのか、まだ放流してないのでしょうか?
入渓点より上流側は、川沿いに遊歩道があり、歩き易いです。
下流側は、下っていくとすぐに自然風な河原になり、川を歩くのが楽しくなります。
歩くのが大変なだけ、入る人が少ないのか、下流側の方が、魚がスレていない印象がありました。
よく釣れたのは、これらのものです。完全に管理釣り場のパターンですね。
今回は、ハコスチの姿は見られませんでしたが、冬の一日を楽しく過ごすには、とても良い釣り場でした。
人だらけの管理釣り場でストレスを溜めるよりは、寒くてもウェーダーを履いて、ジャブジャブと川を歩いて、魚を追いかける方が、ずっと良いのではないでしょうか。
機会があれば、また訪れてみたいと思います。
2020年1月再訪。
なんとなくハコスチの顔が見られていないことが、心に突っかかってあったので、再訪してみること日しました。
以前行ったときは、川のかなり広い範囲に魚が居た気がしましたが、今回は魚が居る場所が少なく、また平日だったにも関わらず大盛況で、とても釣れる気がしませんでした。
しかし、魚は少ないもののちょっと良いサイズの魚が多い気がするので、じっくり粘っているとなんとか釣れました。
この値段で冬でも川でこんな魚釣れるのですから、やはり貴重な良い釣り場だと思います。
こちらの漁協は、シーズン中にはフライ専用区を作ったり、釣り人を喜ばせられるように様々な努力をされているようです。
これからも頑張っていただきたいですね。
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