釣り針(フック)には、ステンレス系の素材のものがあります。
ステンレス製のものは錆びにくく強度もあるので、特に海での釣りに使用されています。
そんな便利そうなステンレス製のフックですが、私はできるだけ使わないことにしています。
海で釣りをしないという理由もありますが、何よりもちょっとだけ普通の鋼製の物よりも刺さりが悪いという理由が大きいです。
ステンレスという固い材質の問題なのか、ステンレス製のフックは普通の鋼製のフックと同じように、スパスパに刺さるように研磨をすることはできないようです。
確かにステンレス製のフックを手に取ってみると、明らかに普通の鋼製の物とは針先のシャープ差が違います。
それでも、ちゃんとフッキングさせて普通に釣りをすればステンレス製のフックでも充分に魚は釣れるでしょうし、普通の鋼製の物を使った時と釣果に差は生じないかもしれません。
しかし、釣り針の刺さりがちょっと悪いというのは、私はなんだか気分が悪くて仕方ありません。
もしかしたら、その僅かな刺さりの悪さが原因で、一生に一度の魚に逃げられる可能性がゼロではないのですから。
このように、ステンレス製のフックと普通の鋼製のフックとでは、あまり気にするほどではないかもしれませんが、刺さりが違うものです。
私は、こんな些細な違いを気にしてしまっていますが、気にするかしないかはあなた次第といったところでしょうか。