昔から、ニュージーランドにトラウトを釣りに行くのは人気があるようです。
そこそこ大きなニジマスやブラウントラウトが釣れて、なかなか楽しいらしいですが、余程のお金に余裕がない限り、わざわざ行かなくてもいいかなと、私は思ってしまいます。
ニュージーランドまで行かなくても、野生のニジマスやブラウントラウトは、日本の長野県あたりでも釣ることができます。
外来種を釣るという点では、ニュージーランドでも長野県でも同じですし、魚のサイズだって、そこまで変わらない気がします。
ニュージーランドには大物も居るようですが、ちょっと旅行に行って釣れるのは60センチくらいなのではないでしょうか。
長野県でも、50、60、70センチといったサイズは、結構よく釣れますし、多少釣れる確率が高いくらいで、わざわざ遠くの国まで行く必要はない気がします。
それから、ニュージーランドは季節が逆なので、日本のオフシーズンの冬に釣りができるという魅力もあるようですが、ニジマスやブラウントラウトなら長野県も一部の川では一年中釣ることができますから、そこも大した魅力ではないと思います。
そして何より、長野県ならイワナやヤマメやアマゴといった、日本にしか居ない美しい魚も釣ることができるのですから、魚種という点ではニュージーランドに勝っているではないですか。
ニュージーランドに一週間釣りに行くお金があったら、その何倍も長野県で釣りができるでしょうし、コスパを考えてしまったら、どちらが良いか分かりませんよね。
まあ、ニュージーランドの方が魚はよく釣れるには釣れるのでしょうが、釣れたところで長野県で釣れる魚と大差がないとなると、「高くついたな」と思わずにはいられないのでしょうか。
それは、東京に住んでいる人が日帰りでも釣れてしまう魚なのですから。