釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

釣れるトラウトが最大38センチの国。

今年、ヨーロッパの国の人と話していたら、彼の家の前には川が流れていてトラウトが釣れるという話になりました。

家の目の前でトラウトが釣れるなんて羨ましいなと思ったわけですが、彼は「でも、最大記録が38センチしかないんだ」と言うのです。

そして、「国内ではどこに行っても似たようなものなので、大きな魚を釣るためには外国に行くしかないのだ」とも言うのです。

 

この話を聞くと、日本という国はサケ科の魚を釣るには、結構恵まれているのかもしれないと思ってしまいました。

例えば、世界的な大都会東京に住んでいたとしても、数時間車を走らせれば、38センチ以上のトラウトが釣れる川や湖にいくらでも行くことができます。

大きなニジマスやブラウントラウトが釣れる川がありますし、湖でもニジマスやブラウンに加えてレイクトラウトが釣れる場所もあります。
それから、大イワナが釣れるダム湖や大ヤマメやサクラマスが狙える川だって、そう遠くない場所にあるわけです。

 

さらに、外国まで行かなくたって北海道に行けば、さらに大きなニジマスやアメマスやブラウンを狙うことができ、1メートル以上のイトウさえ釣れてしまうのです。

このように、東京のど真ん中に住んでいる人は、家の目の前の川でトラウトが釣れるということはないものの、ちょっと出掛ければ大きな魚が釣れる可能性があるという点からすれば、世界的にも結構恵まれた釣り環境に居ると言えるのではないでしょうか。

 

日本の、それも東京なんて大都市に住んでいると、ろくに釣りなんてできないだろうと海外の人からは見られがちですが、これだけの魚が釣れるということを説明すれば、案外羨ましがられるのかもしれませんね。
まあ、こんな環境がいつまで続くかは分からないという問題はありますけど…