釣りにゃんだろう

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魚を釣るコツ。 酒を飲むのは、魚が釣れてから。

釣りをする人の中には、酒が好きな人も多いかもしれません。
釣りの前日から仲間と酒を飲んだり、キャンプをして酒を飲んだり、釣れなかった夜に酒を飲んだり、もちろん会心の釣りができた時に美酒に酔ったり、いくらでも釣りを肴にお酒は楽しむことはできます。

しかし、本気で魚を釣りたいのなら、このようなことはほとんどの場合において、止めた方がよいはずです。

 

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まず、釣りの前日に酒を飲めば、睡眠が浅くなりますし、酒が抜けたような気がしていても、翌日の体調や感覚にも必ず影響が出ます。
集中して良いパフォーマンスを発揮したいのなら、釣りの前日には一口も酒を飲んではいけないはずです。

また、釣りから帰ってきて、まだ翌日も釣りに行く場合、この時も翌日のことを考えたら、たとえ魚が釣れなくてやけ酒したい気分でも、絶対に我慢するべきでしょう。

このようにして考えれば、本気で魚を釣るのなら、酒を飲んで良いのは、「もう十分だ。100%満足した」という釣りが出来た後か、翌日は釣りをしない日しかないはずになります。

 

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たまに、ワイワイとグループで泊り掛けで釣りにきて、魚もろくに釣れていないのに酒を飲んでいる人達がいますが、そういった人達は翌日も「釣れないねぇ」と、また酒を飲んで騒いでいることが少なくありません。
これは当然と言えば当然で、酒を飲む暇があるのだったら、さっさと寝て翌日に備えるくらいの釣りに対する真剣さがないのですから、ろくに魚が釣れないのでしょう。

私も酒は嫌いではない方なのですが、真面目に釣りをするようになってからは、あまり飲まなくなってしまいました。
その方がずっとよく魚が釣れますし、何よりも納得のいく釣りが出来ていないのに、酒を飲んだって心から楽しめませんし、美味しくもないからです。
こうして我慢をして飲む酒は、ろくに魚が釣れない悲しみを紛らすような酒の、何百倍も美味く嬉しく楽しいものです。

 

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ただ、こうしていると、会心の釣りか出来ない限り、なかなか酒を飲むことかできないという問題もあります。
私は、もう何年も心から納得の出来る釣りは出来ていませんし、釣りから帰ってきて美味い酒を飲んだことがありません。
そろそろ勝利の美酒を味わいたいものなのですがね…