釣り人の中には、車の中にロッドホルダーを付けて、天井にズラリとロッドを並べていたりする人が多いですが、あれはあまり良いことではないと思います。
まず、沢山のロッドを吊るしておくということは、それだけ何かの拍子に外れて落ちてくる可能性が高くなります。
ちょっと取り付けが悪かったりすると、路面が悪い道などを走った時に、ロッドが落ちてくることがあります。
実際に、私の知り合いは山道で車を走らせていたらロッドがガコン!と落ちてきて大変なことになっていましたから、ロッドを大切にしたいのだったら天井に吊らさない方が良いでしょう。
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それから、ズラリとロッドを並べていると、盗難の被害にも合いやすくなるはずです。
天井に吊るさったロッドは、リアウィンドウなどが外から内部が見にくいガラスになっていたりしても、運転席側からもよく見えたりしますし、盗難のよいカモでしかないと思います。
わざわざ車の窓を壊して釣り具を盗むなら、確実にタックルが見えている車を真っ先に狙うでしょうし、ロッドホルダーがある車は、無い車の何倍も盗難に遭う可能性が高くなると思います。
さらに、ロッドホルダーを使っている人達の人の中には、年中リールを付けたロッドを車に積みっ放しみたいな人が居ますが、あれは本当に良くないと思います。
締めきった車の中というものは、ちょっとでも陽が差し込むと高温になりますし、そんな中に永遠とタックルを放置し続けたら、樹脂パーツやラインが劣化しやすくなると思います。
いつ捨てても良いようなタックルだったら、車に積みっ放しでも良いのでしょうが、少しでもタックルを大切にする気持ちがあるなら、ロッドホルダーに吊るしっ放しにするのは良くないと思います。
このように、ロッドホルダーを使うことは、様々なリスクがありますから、あまり使わない方が良いのではないでしょうか。
「その日に使っているロッドだけを移動時に吊るしておく」という用途でなら良いと思いますが、常時ズラリと並べるような使い方は問題だと思います。