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ユニフォームを投げ捨て蹴り飛ばしたFC東京の大久保嘉人が謝罪。強気な性格が招いた冤罪事件って、にゃんだろう?

FC東京大久保嘉人選手が、11日に行われたガンバ大阪戦の敗戦後に、ユニフォームを投げ捨てて蹴り飛ばした行為について、自身のブログで謝罪しました。

プレー中は、闘争心を剥き出しにするタイプのため、これまでもトラブルに見舞われてきた大久保選手。その性格から、過去には冤罪とも言えるような判定を受けることもありました。

J1最多得点記録保持者、大久保嘉人選手とは。

大久保嘉人選手は、1982年福岡産まれの34歳のFW、MFです。
言わずと知れた、J1最多得点記録保持者

中学生の時に国見高校に憧れ、長崎県へ。
国見高校セレッソ大阪マジョルカセレッソ大阪ヴィッセル神戸ヴォルフスブルクヴィッセル神戸川崎フロンターレFC東京、とキャリアを重ねています。
移籍が多いように見えますが、国内では戦力外で放出されるような選手ではないので、これは自身のモチベーションを保つためであるような印象を受けます

J1最多得点記録保持者ですが、Jリーグのクラブではタイトルを1つも獲得できていないから意外です。
プロでの優勝経験は、2008-2009シーズンのドイツのヴォルフスブルク時代のみ。ヴォルフスブルクではリーグ戦9試合に出場し、0得点に終わっています。

2001年にセレッソ大阪に入団し、その年の第5節のジュビロ磐田戦で、早くもリーグ戦初得点を決めています、しかしその試合の前半で退場処分を受けるなど、試合中ではちょっと喧嘩っ早い性格を見せます。
これまでに受けた警告数は、100を越えています。

最もそんな性格もサッカー中だけのようで、テレビ番組などではシャイで子供想いの優しい一面が垣間見られます。
プレー中も、ドイツのヴォルフスブルクからヴィッセル神戸に復帰した頃から、以前よりは落ち着いてきた印象があります。
しかし、過去の印象が強いからか、今度は不当な判定に見舞われることにも…f:id:nyandaro:20170314113915j:plain

大久保嘉人選手の冤罪、その1。

2010年、10月17日、ヴィッセル神戸横浜Fマリノス

この年のワールドカップでは守備に奔走しチームに貢献、かなりセルフィッシュなイメージが崩れてきていた大久保選手でしたが、謎の退場処分に見舞われます。

後半39分、Fマリノス小野裕二選手(現鳥栖)と大久保選手が、ボールの無い場面ですっとすれ違いました。
すると小野選手が、声を上げて倒れました。
その声を聞いていた村上信次主審は、さっと駆け寄り接触もしていない大久保選手に迷いなくレッドカードを提示します。村上主審は、二人より前に居たため、ほとんど何が起きたか見ていませんでした。
詳しくは、YouTubeなどでご確認ください。

試合後に大久保選手は「今まではいろいろあったけど、今回は絶対に故意じゃない」と過去を懺悔しながらも、無実を訴えました

大久保嘉人選手の冤罪、その2。

2015年、2ndステージ、川崎フロンターレ横浜Fマリノス

後半アディショナルタイム、ボールをキープする大久保選手にFマリノスアデミウソン選手がアプローチし押し倒します
そこで、榎本主審はファウルの笛を吹きます。
大久保選手とアデミウソン選手は、軽く言い合いをします。
収まってプレー再開かと思われましたが、榎本主審はまずアデミウソン選手にイエローカードを提示。アデミウソン選手が、それならあっちにも出るんじゃないか、といったジェスチャーをしめすと、大久保選手にもイエローカードが提示されました。
この試合、大久保選手は2枚目の警告となり、退場・次節出場停止となりました。
中継の実況でも思わず「(カードを)出すかー」と言われており、実に微妙な判定でした。

このように、大久保選手は近年少なからず、不当と見えるような判定を受けることがありました。
こういった傾向は、他の「荒っぽい選手」にも見られる気がします
同じプレーをしても、妙に厳しく判定されることが多いのです。
審判側に「要注意人物リスト」でもあるのではないかと、勘繰ってしまいそうになりますね。
選手によって判定が違わないか、ちょっと注目して見るのも面白いのではないでしょうか。