奄美大島でショアからGTをルアーで狙う釣りのテレビ番組を見ていたら、確率的には「15回釣行して1バイト」くらいのものだと言っていました。
私は、それを聞いて、まあそれくらいならやってみたいなと思いました。
15回釣行して1バイトなら、1ヶ月滞在して毎日釣りができれば(実際には海が荒れたりしてできないでしょうが)2回はチャンスがあることになるはずです。
その2回のチャンスではランディングできないかもしれませんが、途方もなくチャンスがない釣りではないでしょう。
世の中には、もっとチャンスがない釣りもありますし、本当に自分が生きているうちに釣れるのか?と思うような釣りだってあるはずです。
もちろん15回釣行して1バイト出せるようになるまでの修行も必要ではあると思いますが、実現不可能な釣りではないと思います。
一年くらい奄美大島に住んで、毎日真面目に釣りに取り組めば、何とかなるんじゃないだろうかと、私は思ってしまいます。
こういった話を聞いて、「釣りをするのにそんなことまでしなくてはならないのか」とか、「そんなに釣れない釣りは嫌だ」と思う人がいるなら、その人は本当に釣りが好きではない人でしょう。
本当に釣りが好きな人なら、釣りたい魚のために一年移住するくらいなんて、何とも思わないはずなのですから。
釣りというものは、生き物を傷つける罪深い行為なのですから、あまり軽い気持ちでやってはいけないと思います。
魚のためなら、自分の人生や命をいつでも投げ捨てられるくらいの覚悟は、釣り人なら持っていたいものです。