釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

釣り関係の古本の有用性。

私は、釣りで古い道具を使うのが好きですが、釣り関係の古い本を眺めるも好きです。 そしてそれらは、実際に釣りをするのにも役に立つことも多く、ネット全盛のこの時代においても、とても大事なものとなっています。 まずは写真。 古い釣りの本を手に入れた…

ダイワ クルセイダー パクリを越えた逸品。

現在ダイワから売られているスプーンの中で、何十年もの長い歴史があるものとしてクルセイダーがあります。それだけ長い間製造され続けるということは、たくさんの人に信頼され、たくさんの魚を釣りあげているからでしょう。 そんな名作スプーンを、今日はご…

釣り人のベストとサングラスとキャップというファッションについて。

たまに、釣り雑誌を恐る恐る開いてみると、一瞬で「うわぁ」と声を上げたくなってしまう。 どう考えても恥ずかしいような、不審者のような格好をした人々が、堂々とした表情で魚を持って写っている写真が溢れているからだ。どう考えてもかっこ良いとは思えな…

釣り具でぼったくりだと思う物 ~トラウト用ランディングネット編~

釣り具には、ぼったくりだなぁと思わされるような価格の物が沢山あります。 釣り具という小さな市場で利益を上げるためには、価格を上げるしか方法がないのでしょうが、いかんせんやり過ぎではないか、良心的ではないのではないか、と思えるような物が溢れて…

開高健の釣り関連の作品で、小説として読む価値があるのは「私の釣魚大全」と「フィッシュオン」だけではないか。

開高健は、沢山の釣りに関する作品を残している。最近の若い釣り人はどうか知らないが、ある一定の年齢層の釣り人なら、かなりの確率で何冊もの作品を読んだ経験があるのではないだろうか。「私の釣魚大全」に始まり、「フィッシュオン」で世界を周り、そし…

がまかつとオーナー、どちらのフックの方が良いのか?

二大フックメーカーであるがまかつとオーナー。どちらが好きかなど、こだわりを持っている釣り人も多いのではないでしょうか。 どちらも世界的なメーカー。 がまかつの方が販売価格がちょっと高い気がしますし、それだけ品質や性能が上だと言う人もいますが…

釣りを引退する人が増えている。それは安く釣りを始めるチャンス。

90年代後半の釣りブームピーク期と比べると、現在の釣り人口は3分の1ほどに減少しているという調べがあります。 「ホントかな?」と疑いたくなるほど、現在もどこに行っても釣り人だらけで、自由に釣りをすることは難しい状況です。この国の釣り場と魚に対…

マニュアル車とインスプールのスピニングリール。

「旧式である」、「使いこなすのに、ちょっとコツが必要」などの点から、インスプールのスピニングリールは、自動車のマニュアル車に例えられることがあります。 確かに共通点は多い。 この二つのものは、確かに少し似ています。 どちらも、かつては主流の形…

スプーン使用する時の糸よれ対策に スプリットリング+スイベルでの接続

ルアーフィッシングをする時にスプーンを多用すると、多かれ少なかれ糸ヨレが発生します。そんな糸ヨレ対策として昨今主流になってきているのが、ラインとスプーンをスイベルとスプリットリングを介して接続し、スナップを使用しない方法です。 そもそも糸ヨ…

最強の変態釣り師とセーラー服おじさん

「変態釣り師」という言葉があります。 ちょっと変な道具を使っていたりメインストリームから外れた釣り方をしていたりしつつも、釣果をしっかり上げるような人々を指す言葉です。他者は称賛の意味をこめてそう呼び、自信で名乗る時はその誇りを表している呼…

ルアーとフライ、どっちの方が釣れるのか。

昔から繰り返されてきた論争として、「ルアーフィッシングとフライフィッシングは、どっちの方がよく釣れるのか」ということがあります。実際のところ、どうなんでしょうか。 当然ながらケースバイケース。 この問題を考えた時に、どちらか片方しかしない人…

釣りで死ぬということ

『釣り人の「マジで死ぬかと思った」体験談』という本がシリーズ化され、何冊も出版されているくらいですから、「釣り」と「死」は濃密な関係性を持っています。今回は、釣りで死ぬということについて、少し考えてみましょう。 一寸先は闇。 釣りは野外の、…