釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

ダイワ クルセイダー パクリを越えた逸品。

f:id:nyandaro:20190116131542j:plain
現在ダイワから売られているスプーンの中で、何十年もの長い歴史があるものとしてクルセイダーがあります。
それだけ長い間製造され続けるということは、たくさんの人に信頼され、たくさんの魚を釣りあげているからでしょう。

そんな名作スプーンを、今日はご紹介したいと思います。

 

クルセイダーはオークラのパクリ?

f:id:nyandaro:20190116132055j:plain

クルセイダーはパッと見たところ、ルブレックスのオークラというスプーンのパクリのように見えます。

クルセイダーが発売された頃は、国産のルアーは海外のルアーのコピーのようなものが多く、クルセイダーもそんなパクりルアーの一つのように見えます。
しかし、クルセイダーはそんなコピー品達とは一線を画す名ルアーだったのです。
だからこそ、現在でも製造され続けているのです。

 

 

クルセイダーの使用感。チヌークとの違いなど。

f:id:nyandaro:20190116132145j:plain

クルセイダーがどのようなルアーなのか、同じく定番ルアーであるダイワのチヌークと比べつつ見ていきましょう。

 

クルセイダーはチヌークと比べると幅が広く、カップが深いです。
このようなスプーンは、ヒラヒラとゆっくり沈み、大きなアクションをして、浮き上がりにくいものとなります。

ですから、細長いチヌークよりは、沈むのが遅く、水流の影響を受けやすく、アクションは大きく、レンジキープはしやすくなっています。

同じダイワのスプーンでも、かなり性格が違うものなので、使いわけるとより効率よく魚が釣れるはずです。

 

 

クルセイダーが有効な場面。

f:id:nyandaro:20190116132704j:plain

濁りが強い場面で、アクションの大きなクルセイダーに期待して使用した例。

私は、チヌークばかり使うことが多いので、あまりクルセイダーを使いませんが、いくつかの場面ではクルセイダーも使うことがあります。

 

フォールを多用する時、クルセイダーはチヌークよりもヒラヒラとゆっくり沈むので、狭い範囲で上下に誘う時などはクルセイダーを使います。

また、チヌークよりもよりゆっくりリトリーブしてきたい時も、カップが深くアクションの大きなクルセイダーを使います。

それから、一番良い使い方としては「気分転換」です。
ルアーをチェンジするだけで魚が釣れることも多いですし、あまり深く考えずに「ちょっと替えてみるか」と使ってみることがあります。
そして、そんな適当にルアー交換をした時ほど、考え過ぎた時よりも釣れてしまうことが多い気がします。

「釣りってなんなんだ、もう」と思わずにはいられませんが、チヌークもクルセイダーも間違いなくよく釣れるルアーなので、あまり深く考え過ぎずに、どちらも適当に投げていれば良いのかもしれません。
その方がルアーから放たれる殺気も消えて、魚が釣れ易いかもしれません。