釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

釣り人のベストとサングラスとキャップというファッションについて。

たまに、釣り雑誌を恐る恐る開いてみると、一瞬で「うわぁ」と声を上げたくなってしまう。

どう考えても恥ずかしいような、不審者のような格好をした人々が、堂々とした表情で魚を持って写っている写真が溢れているからだ。
どう考えてもかっこ良いとは思えないし、釣りの世界のこのセンスの無さは絶望的だとも思う。

 

 

冷静になって考えてみよう。f:id:nyandaro:20190112153049j:plain

ウェーダー、ベスト、キャップ、サングラス

主にトラウト系のフライフィッシングやルアーフィッシングに定番のこの格好。

もしも自分が一切釣りをしない人間で、こういう格好をしましょうと言われたら、どう思うだろうか。

恥ずかしいし、なんとか避けたいと思わないだろうか。

 

ウェーダーは、水の中を歩くのだから仕方ないだろうが、なるべくスリムで自然なフォルムのものがないか考えたいところだ。

 

ベストは、絶対に嫌だ
どんなに便利だとしても、これを着てしまった瞬間から、「釣り感」が120%に高まってしまう。

お笑い芸人が、釣りの真似をする時にも、キャップとベストを着用しているではないか。
世間から見れば、釣りの変なところの象徴であり、嘲笑されているものなのだ。

youtu.be

 

キャップは、このようにベストと共に釣りの二大不審物であると同時に、そもそも日本人のおっさん達の顔には、かなり似合わないものではないだろうか。
野球でもするなら仕方ないにしても、キャップを日本人のおっさんが被ると違和感満載だ。

町を歩いている人でも、キャップを被っているおっさんというのは、だいたい不審者チックではないか。

また、不思議なことに、ハットやワークキャップだと、この違和感が薄れるのはどうしてだろうか。
ハンチングなんかも、似合う人ならば、それなりに違和感がなくおしゃれに見える。

とにかく、キャップだけは避けなくてはならない。あれを被ると、一発でダサくなってしまう。

 

サングラスも大問題だ。
釣り用の偏光サングラスは、変なダサい格好をしているものが大半だ↓

どう考えても街では使用できないような、変なフレームの形のものばかりだ。
偏光サングラスがあった方が便利なのは分かるので、とにかくダサくない普通の形のサングラスを探したいところだ。

 

 

考え出したらキリがない。

こんな風に、釣りをしない人から見た釣りの変な所を考え出したら、もうキリがなくなってきてしまう。

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釣り具も、ホントにダサいではないか。
特に、ギラギラしたスピニングリールやベイトリールは、子供のおもちゃの様だ。
戦隊物か平成仮面ライダーシリーズのおもちゃに混ざっていても、全く気づかないレベルじゃないだろうか。
そんな物なので、やはり一般常識から考えたら、おかしくてダサいものだろう。

 

こうなってくると、ルアーもとてもダサく見えてくる
特にプラスチック製のプラグ類は、本当に安っぽいしものだし、100円ショップのおもちゃのようだ。
しかも、それが1700円とかしたりするのだから、釣りをしない人からは「バカじゃないの?」と言われても、もう仕方がないものだと思う。

 

 

釣りやめますか?、人間やめますか?

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このように考えていくと、もう釣りをしている事自体が、ダサくてしょうがなく思えてきて、恥ずかしいことこの上ないので、何とかやめられないかと考え出してしまう

しかし、「まだもうちょっと、あの魚を釣るまではやめられない」と頭の中を魚が横切り、なかなか釣りをやめることはできない。

 

不審者のような格好をしてでも、世間からいくら嘲笑されようとも、それ以上に魚を釣りたいという気持ちが勝ってしまう。

釣りというものは、それだけ欲深く中毒性の高いものではないだろうか。
今日も、釣り人はどこかの道端に車を停車させて、ガサゴソと着替えて不審者に
変身しているのだ。