釣りにゃんだろう

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釣りの国内ツアー。

たまに釣り専門の旅行会社やプロショップのような所が、国内での釣りの旅行のツアーを行っているのを見かけることがあります。

こういったものに参加するのは、一体どんな人達なんだろうかと、私は昔から不思議でありません。

 

慣れない海外に行くのならまだしも、国内で釣りをするなら、今の時代ならあらゆることが自分で一瞬で手配できてしまいますし、わざわざ他人に頼む必要は全くないはずです。

おそらく、そういった手配や下調べが面倒な人が、お金を払ってツアーに参加するのでしょうが、どれだけ行動力がなく他人任せな人達なのでしょうか。

釣り場や釣り方を調べるということは、自分が「釣りをする」という行為の一部であるはずですし、それくらいの労力を惜しむなんて、釣り人として最低限の努力もできない人なのでしょう。

そんな、釣り人としてのスタート地点にも立てていないような人達が、ゾロゾロと集団で釣りに行ったところで、あまり良い釣果が望めるとは思えないのですが。

 

他の参加者との交流を楽しみにしているんだ、というような人もいるかもしれませんが、これだってちょっとおかしなことだと思います。

魚釣りは、人数が少ないほど魚が釣れる可能性が高くなるわけですし、魚が釣りたいのなら、集団で釣りにいくべきではないでしょう。

他人との交流を楽しみたいのなら、そもそも釣りなんてするべきではないですし、他の大人数で楽しめる趣味に転向した方が良いのではないでしょうか。

 

そもそもが、国内だろうと海外だろうとオジサン達がゾロゾロと集団で旅行している姿は、自主性の無い日本人の中高年の典型といった感じで、空港や駅を歩いているだけも、「俺達、頭カラッポの中高年です!」と自ら宣言しているようで、みっともなくてしょうがないでしょう。

魚が釣りたかったら、みっともない中高年だと思われたくなかったら、とにかく釣りのツアーなんかには参加しないことです。

魚が釣りたかったら、自分で釣り場を探し、自分で道具を選び、自分で交通手段を手配をしましょう。
それくらいもできないのだったら、釣りをする資格なんて無いはずですから。