釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

釣りより登山の方が人気がある。

釣りに行く時には、夜明けから釣りをするために、真夜中に高速道路を車を走らせて釣り場に向かうことがよくあります。

そうしていると、深夜の田舎のサービスエリアに立ち寄ることがあるのですが、結構沢山の車が停まっていてびっくりしてしまいます。
仮眠や車中泊をしているような車が、駐車スペースに溢れていることが少なくないのです。

そして、そういった車の車種や降りてくる人の格好を見ていると、アウトドアっぽい雰囲気であることがほとんどです。

 

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そんな人たちを見かけると、「みんな自分と同じ釣り場に向かっているのでは?」と警戒してしまったりしますが、もうちょっと良く持ち物や服装を観察してみるとそうではないことが分かります。

深夜のサービスエリアで仮眠しているアウトドアっぽい人達は、どうもほとんどが登山に向かう人のようなのです。

やはり中高年の人が多いですが、それなりに若い人もいますし、とにかく深夜のサービスエリアは山登りに向かう人で溢れているのです。

 

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私がよく釣りに行く、何でもない平日の夜でこうなのですから、やはり登山人気というのは凄いものがあるのですね。
どこのサービスエリアに寄っても、釣り人の車が何十台もいるなんてことはないわけですから、釣りと比べたらずっと人気があるものなのでしょう。

確かに、私の友人や知人には釣りが趣味の人はろくにいませんが、山登りをする人は沢山いますし、新婚旅行で海外の山に行った人なんかも何組かいました。
ですから、やはり登山は釣りなんかとは比べものにならないほど人気があるものなのでしょう。

 

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こういった光景を見ていると、あまり人気がない釣りが趣味で良かったと心から思います。

これだけ登山に人気があるということは、どこに行っても人だらけなのでしょうし、ひどく混雑しているのでしょう。
ゾロゾロと列をなして歩き、一日中へこへことすれ違う人と「こんにちわー」と挨拶をするような、もう街の中に居るのと大差がないような状態であることも少なくないのではないでしょうか。

もし、釣りにも登山並みの人気があったら、これと似たような状態になっていたはずで、とても一人ぼっちで一日静かに釣りをして過ごすなんてことはできなかったはずです。

私は、どうせ街を離れて自然の中に行くのなら、静かに一人で過ごしたいと思いますから、釣りに登山並みの人気がなくて本当に良かったと、胸を撫で下ろす今日この頃です。