釣りにゃんだろう

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釣りをする時には、少々カッコ悪くても、帽子は被った方が良い。

近頃、釣りをする人が増えているという噂ですが、その噂は本当なような気がしないでもないです。

釣り場に行くと、あまり釣りに慣れていなさそうな人を見かけることが、明らかに増えてきたからです。

そういった人達の中に結構多く見られるのが、釣りをする時に帽子を被っていない人達です。
これは、ちょっと危ないことなので、ちゃんと帽子は被った方が良いと、私は思ってしまいます。

 

なぜ釣りの時に帽子を被るのか。

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釣りの時に帽子を被るのは、安全のためです。

帽子を被ると、直射日光から頭を守り、熱中症などになる危険を防ぎます。
それから、わずかながら顔の日焼け防止の効果もあるはずです。
そして何より、頭や顔に釣り針が刺さるのを防ぐ効果があります。

釣り針というものは、鋭利でかなり危険な物です。
かえしがある物なら、一度肌に刺さると簡単には抜けなくなり、抜くために病院にまで行かなくてはならなくなることもあります。
また、抜けたとしても、その傷跡は一生残ると思います。

 

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私の小学生時代の友人にも、顔にルアーのフックが刺さり病院送りになり、がっつりと傷跡が残り、二度と釣りには行かなくなってしまった人がいました。

釣り場では、これだけ危険な釣り針を、自分や他人が振り回しているのですから、危険なことこの上ありません。

そこで、帽子を被っていれば、頭や顔に刺さるのを、ある程度は防ぐことができます。
100%ではないかもしれませんが、効果はあるはずですし、合わせてサングラスをかければ、眼も守ることができます。

ですから、危険防止のためには、釣りに帽子は欠かせないものであると言えます。

 

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とは言え、初心者の人達の中にあまり被りたがらない人がいるのも、理解できるところではあります。
それは、キャップを被ってサングラスをかけている、典型的な釣り人の姿は、あまりにもダサいからです。

釣りをある程度している人は、感覚が麻痺してしまい、その違和感に気がつかない人が多いのかもしれませんが、キャップ+サングラスのいかにも「釣りです!」という姿は、一般人にはとてもカッコ悪く見えるものだと思います。

キャップ+サングラス+ベストという、釣りダサ三点セットが揃ってしまった日には、世間から見たら、もう失笑ものの格好だと思います。

ですから、釣りの時に帽子を被るのに抵抗を感じる人が居るのは、当然のことだと思います。

 

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それでも、安全のためには帽子は被った方が良いものですから、できる限り釣りメーカーのダサい物を避けるなどして、何とか折り合いをつけて被ることはできないでしょうか?

また、自分が被らないにしても、子供を釣り場に立ち入らせる場合には、とにかく帽子とサングラスを着用させるべきだと思います。

釣りという行為は、初心者の人が思っている以上に危険なものですから、最低限それくらいの配慮はしたいところです。