たまに暑い季節には、サンバイザーをして釣りをしている人がいますが、私はあれはちょっと微妙な気がしてなりません。
サンバイザーの機能と効果。
サンバイザーは、キャップ型帽子の半球状の被る部分がない形状をしています。
こうなっていると、暑い季節でも帽子内部に熱が籠ったり、蒸れたりすることがおきないですから、夏向きのものと言えそうです。
ひさしの部分があるため、ある程度顔への直射を防げたり、水面を見易くする効果はあるものでしょう。
しかし、頭頂部にはノーガードで直射が当たりまくるわけで、これでは蒸れないとは言え、熱中症を防ぐといった効果は弱そうです。
また、帽子には釣り針が頭に刺さったりするのを防ぐ効果もあるわけですが、こちらに対してもサンバイザーはほとんどの範囲でノーガードです。
何かの拍子で頭に釣り針がぶっ刺さるなんて可能性が、帽子よりは高いわけです。
それがオフショアの大物用のルアーのフックだったりしたら…
考えただけでも怖くなってきてしまいます。
以上のように考えてみると、サンバイザーには顔への直射を防ぐのと、水面を見易くする効果はあっても、通常の帽子にある頭を保護する機能はないわけです。
機能や効果のことだけを考えたら、多少暑苦しくてもサンバイザーより帽子を被っていたほうが、釣りには安全で良いのではないでしょうか。
それでも、何も被らないよりはずっとマシですし、ファッションとしてサンバイザーを被りたい人もいるでしょうから、絶対に必要のないものだとは言えませんね。
私も南の島なんかに行ったら、Tシャツ短パンにサンバイザーで釣りをしたいような気がします。
まあ、当分はそんな機会は無さそうですから、とりあえずサンバイザーは要らないなと思っていて、買うことはないわけですが、皆さんは釣りにサンバイザーはありだと思われていますか?