釣りにゃんだろう

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カエルも居なくなった土地。

ちょっと前に、近頃はカエルの鳴き声がうるさいと、農家にクレームをいれてくる人がいるとニュースになっていましたが、私はそういった人達とは全く逆で、カエルが鳴いていたら嬉しくなってしまいます。

 

私が子供の頃は、田んぼからはそれなりにカエルの鳴き声がしていましたし、たまに小川や田んぼでカエルを捕まえて遊んだりもしていました。

ぱっと思い出すだけでも、4~5種類のカエルを捕まえることができていましたから、それなりにカエルにとっては良い環境だったのでしょう。

 

しかし近頃は、田んぼの面積や小川の様子は当時とあまり変わっていないのに、カエルの鳴き声が滅多に聞こえなくなってしまいました。

環境の見た目には大きな変化はないわけですが、きっと農薬で水が悪くなったとか、カエルのエサの昆虫が減ったとか、何らかの環境の悪化が生じているのでしょう。

そんな水が日本中で釣りをする川に流れ込んでいると思うと、ちょっと恐ろしくなってきてしまいますね。

 

カエルにまつわる環境というものは、このようなものなのですから、カエルがうるさいくらい鳴いているということは、環境がそれなりに保たれている証拠であり、鳴いていないよりはずっと良いことであり、本来は喜ぶべきことだと思います。

うるさくて仕方ないのだったら、耳栓でもイヤホンでもすれば良いだけの話でしょう。

それも嫌なら、カエルも鳴かないような毒にまみれた土地で暮らすしかないわけですが、どうも現代人の大半はそんな暮らしを望んでいるようですね。