サクラマスをルアーで釣るとなると、海サクラといって、サクラマスをサーフから釣ることは昔からそれなりに人気がありますが、近頃は船からのジギングで狙うのも人気のようです。
確かに、本州の川で釣るのなんかよりは、ずっとよく釣れるでしょうし、食べても美味しいのかもしれませんし、釣りたくなる人が居るのは理解できなくはありません。
しかし、人気が出るほどやる人が沢山居るのは、ちょっと私には理解できませんね。
サクラマスを海で釣ったところで、鱗が落ちてボロボロになったり、でっかいジギング用のフックが刺さって血まみれになったりして、それはもう酷い有り様になるだけではないですか。
綺麗な魚を、あそこまでズタボロにして平気な気持ちでいられるのは、美的センスがゼロだったり、残虐性が強い人だったり、ちょっと異常な人間しかいないのではないかと思います。
しかも、一部にはジギングで釣ったサクラマスをリリースしている人も居るようですが、あそこまで痛めつけてしまうと、さすがに生存率は著しく低いのではないでしょうか。
まあ、弱ったり死んでしまえば、他の大きな魚か動物のエサになるので無駄ではないでしょうが、リリースしてもあまり資源の保護にはなっていないでしょうね。
海で釣って、ぐちゃぐちゃのサクラマスを持って喜んでいる人が沢山居るということは、やはり釣り人には異常で残虐性が強い人間が多いということなのでしょうか。
サクラマスのジギングは、なんだか恐ろしくて気味が悪い釣りだなと、思ってしまいます。
