ほとんどのストッキングタイプのウェーダーには、足首のところにグラベルガードというシューズへの砂利の侵入を防ぐ物がついています。
また、ウェットウェーディングやグラベルガードが付いていないウェーダーに使える、グラベルガード単体という物もあります。
これらは大変便利ですが、これを付けているからといって、完全にシューズへの砂利の侵入を防げるものではありません。
グラベルガードを付けて、シューズの紐をしっかりと結んだとしても、砂地のような場所に立ち込んでいると、結構シューズ内まで砂が入ってくるものですし、ごく小さな石も入ってきてしまうことがあります。
砂や石というものは、とても固い物質ですし、このままの状態で長時間使い続けると、ウェーダーのストッキング部が擦れて傷んだり、場合によっては穴が開いてしまうこともあります。
細かい砂が入ってしまうと完全に取り除くのは難しいですが、ウェーディングシューズ内に水道に繋いだホースを突っ込んで勢いよく水で流したりして、たまには綺麗にしておいて損はないと思います。
どうせすぐに汚れるものだからと、ウェーディングシューズはついつい使いっぱなしにしやすいものですが、あまりに放置するとウェーダー本体までダメージを受ける可能性があります。
いつでもピカピカかにする必要はないかもしれませんが、ちょっと砂が沢山入っているなというような時には、洗うべきなのでしょう。