漁協が販売している遊漁券が、アユと雑魚というように分かれていることがあります。
雑魚と聞くとウグイとかのことかなと思いがちですが、ヤマメやイワナが雑魚の遊漁券に含まれていることが多いです。
日頃からトラウトの仲間を一生懸命釣っている我々からしてみれば、ヤマメやイワナを雑魚とするなんて、ちょっと信じられない分類です。
結構価値のある魚だと思いますし、あまりにヒドイ扱いなんじゃないかと思ってしまいます。
しかし、漁協からしてみれば、沢山釣り客がきてお金になるのはアユであり、それ以外はろくにお金にならない雑魚であるという感覚なのかもしれません。
こういった漁協は、当然アユに力を入れているでしょうし、ヤマメやイワナの釣り場の環境作りに力を入れていることは滅多にないのではないでしょうか。
ですから、自然産卵している魚が沢山いるような釣り場は別ですが、遊漁券がアユと雑魚と分かれているような釣り場でトラウトの釣りをする時は、あまり期待しない方がよさそうです。
また、そういった釣り場では、時期によっては、アユ釣りの人と場所がバッティングしたりする可能性もありますし、ちょっと注意する必要もあるかもしれませんね。