ウェーダーを穿いて水の中に立ち込んで釣りをしていると、突然ヒヤッと肌が濡れたような感覚がすることがよくあります。
単純に考えると、そのウェーダーは水漏れを起こしているということになりますが、必ずしもそうとは限らないようです。
人間の肌からは常に汗や水蒸気が発生しているものですから、どんなウェーダーの中でも完全にドライな状態ではありません。
そのような状態のところが、水中に立ち込んだことにより冷たい水で冷やされると、ヒヤッとして突然脚が濡れたような感覚がすることがあるようです。
本当に水漏れしているのか、それとも自分から発せられる水分が原因なのか確かめるには、ウェーダーを裏返しにして水を入れて、ピンホールがないか探してみるしかありません。
これをやるのは、かなり面倒ですし、もしピンホールが見つかったら、その部分を補修するのも面倒です。
ですから、私は「ちょっと濡れた気がする」という程度の時は、あまり気にせずにウェーダーに穴が開いているかは確かめないことにしています。
その程度なら穴が開いているかいないか微妙なところですし、例え開いたままにしていても、そんなに困ることはないですから。
さすがに、靴下かタイツがびちょびちょになるなど、明らかに水漏れしている場合には気合いを入れて補修をしますが、「ちょっと濡れたかもしれない」というような時は、放置してしまっても問題ないと思います。