夏休みというものが、世の中にはあるらしいですね。
子供や学生ならたっぷりと、忙しい大人達もお盆休みなどが何日かとれることが多いようです。
さて、こうなってくると、日頃は釣りにあまりいかないような人も、子供などを連れてちょっと釣りにでも行こうかな、と思うことがあるかもしれません。
今回は、そういったライトなタイプの人達に、夏休みにおすすめの釣り場として、どのような場所が考えられるかというテーマでお届けしたいと思います。
海は、暑いし、人は多いし、危ないし、ろくなことはない。
日頃から釣りをしまくっている人なら、夏休みとは言っても、各々がこの時期に考えられる最良の場所に釣りに行けばよいだけですから、「夏休みだからどうこう」といちいち考える必要はないでしょう。
これが、普段あまり釣りをしないファミリーなどとなってくると、ちょっと釣り場の選定が難しくなってきます。
まず、ファミリーで気軽に魚を釣るとなると、海の堤防などでのサビキ釣りが考えられます。
比較的簡単に魚が釣れ、ライトな釣りファミリーにも楽しめそうなものです。
しかし、夏休みともなれば、堤防はバカみたいに混んでいるでしょうから、快適に釣りをすることは不可能でしょう。
沢山の人が釣り針という凶器を振り回しているのですから、子供達には危険極まりありません。
また、子供達に難癖をつけて絡んでくるような輩がいる可能性もあります。
帰り道では、煽り運転をしてくるような人も、海には沢山いそうです。
それに、夏休みの期間は台風などが接近したりして、波が高いことも多く、海そのものも危険です。
もしも海に釣りに行くのなら、大人も子供もライフジャケットを着用するべきですが、それでも命を落とす可能性は十分にあります。
海釣り公園などに行けば、多少は危険性は低くなるかもしれませんが、危険なことには違いありません。
夏休みに海にファミリーで釣りに行くなら、命懸けで行くべきでしょう。
川はどうだ？
ファミリーで海釣りに行くのが命がけなら、川釣りはどうでしょうか？
川も川で危険がいっぱいです。
まず、川の流れというものは、思っている以上に強力で、大人でも子供でもちょっと間違えば流されてしまい、あの世行きです。
日頃から川釣りに慣れている人なら、「これ以上は危ない」と自分で判断できるものですが、川に慣れていない大人や子供は、危険さが分からず、気づいた時には流れてしまうかもしれません。
川の水に入らなければならないような釣りは、日頃からしていないのなら絶対に避けるべきでしょう。
どうしても川で釣りをしたいのなら、小川での小物釣りか川を利用した管理釣り場などが良いかもしれません。
それにしても、子供なら十分に命を落とす可能性はあるので、注意が必要でしょう。
以上のように考えてみると、そもそも釣りというものは、普段は釣りをしないけれど「夏休みだから釣りに行こう」というようなファミリーが気軽に楽しめるものではないのかもしれません。
海だろうと川だろうと、大人でも子供でも、日頃から水辺に親しんでいない人々にとっては、釣り場はかなり危険な場所であると思います。
いきなり自然の海や川に行くのは危険すぎるので、海釣り公園や釣り堀や管理釣り場など、比較的安全管理の行われている場所にするのが、無難なところなのではないでしょうか。
