釣りにゃんだろう

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商業主義的な釣りはつまらない。

ロックミュージックの世界には、「セルアウト」という言葉があります。

Wikipediaによりますと、『社会へのメッセージ性を排し、商業的な成果だけを求める行為を指す用語』とのことですが、まあ簡単に言うと「金儲けを優先するような音楽をやること」であり、これをやってしまったらもうロックじゃないと批判されがちなことです。

私は、そこそこロックな人生を送り、こういった価値観を持って生きてきましたから、釣りをする時でも過度に商業主義的なものは避けるべきだと思っています。


現代の日本の釣りは商業主義のかたまり。

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現代の日本の釣りの主流は超商業主義的なものとなっています。
メーカーやメディアは、次々と新しく道具や釣法を発表し、とにかく物を売ることに必死です。
メディアに出てくる人達も、それらを宣伝することに必死で、ロックの世界で言ったらセルアウトした人ばかりです。
釣り業界は、とにかく金儲けが第一のような姿勢であり、釣り人側もそのレールに乗せられ、ほぼ思考停止状態で物を買い続けています。

 

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釣りというものは、本来は豊かな自然の中で行い、自然と共に生きるような行為のはずなのですから、こういった物質文明全開の日本の釣りは、釣りというものの本質からかけ離れていると言えるのではないでしょうか。

次から次へと新しく優れた物を買って魚を釣るのではなく、自然の声を聞き、自分の頭で考えて、すでにある物で工夫して魚を釣るくらいの余裕を持つのが、魚釣り本来の姿なのではないでしょうか。

 

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私は、日頃からこのように考えていますから、過度にお金儲けをするような姿勢の釣り業界は好きにはなれません。

メーカーやメディアが宣伝しているような釣りはせずに、あまりお金をかけなくても充分に釣りは楽しめることを広めていくことが使命なのではないかとさえ考えています。

 

そんなわけでこれからも、誰にも媚びずに自分のやりたい釣りを楽しみつつ、言いたいことを毎日好き勝手に言っていきたいと思っていますので、こういったアウトサイダー的な釣りがお好きな方お付きあい頂けると幸いです。