「釣りの話をする時は、両手を縛っておけ」なんて諺があるとかないとか言われるくらい、釣り人には昔から誇張して話をする傾向があるようです。
今回は、本当に釣り人は話を大袈裟にしたり、嘘をついたりするのか、少し考えてみたいと思います。
昔から「話半分」という言葉があるが…
まず、魚が釣れると誰でも興奮してしまうものですから、大袈裟な話になってしまう気持ちは分かる気がします。
誰でも多少は盛って話してしまった経験は、正直に答えればあるのではないでしょうか。
そして、その話が何人もの人に伝わっていったら、伝言ゲームのように内容が変わっていったりして、もう全然違う話になっていてもおかしくありません。
このように、釣り人の間の話なんてものは、例え悪気がないにしても、ちょっと信頼度が低いものには間違いないと思います。
それから、世の中には悪い人は沢山いますし、当然釣り人だって良い人ばかりではないでしょうから、わざと嘘をつく人だって沢山いるはずです。
特に釣りのポイントの話となったら、余程信頼できる関係の人にしか正直に話さないことが多いわけで、適当に嘘をついて場所をごまかすなんて人は沢山居るのではないでしょうか。
また、「何で釣れたか」「どうやって釣れたか」などの釣り方だって、秘密にしておきたい人は沢山居るはずですから、こういった話でも嘘をつく人は居るはずです。
このようにして考えてみると、釣り人の話は100%信じるわけにはいかないもののようです。
私も、女の人を疑うということを知らずに、ヒドイ目には合ってきたりはしましたが、釣り人の話だけは、いつでも「本当かなぁ?」と疑って聞いてしまっています。
もちろん、写真などの具体的な証拠があれば無条件で信じるのですが、基本的にはあまり信じていないようなところがあります。
まあ、あまり人を疑うというのは良いことではないのでしょうが、釣りは特に嘘の多い世界ですし、仕方がないのかもしれません。
やはり、釣りの世界において信用できるのは、実際に自分が体験して自分の目でみたことだけなのではないでしょうか。
「どこで釣れた」とか「何で釣れた」かなんて話は、話半分で聞いて、参考程度にしておいた方が良いのかもしれませんね。