ちょっと前にテレビの釣り番組を見ていたら、東北の三陸沖でタチウオ釣りをしていました。
「東北でもタチウオを釣るのだな」と思っていたら、船長はよく釣れるようになったのはここ5年ほどだと言うではありませんか。
おそらく、それまでは、もう少し南の地域でしかよく釣れていなかったものが、この5年で遊漁船の対象魚としてバリバリに使えるレベルまでよく釣れるようになったということなのでしょう。
それくらい、このたった5年ほどで、海水温が上がるなどの環境の変化が起きているのかもしれません。
私は、海では釣りをしませんが、川で釣りをしていても、この5年ほどの間で以前とは魚が釣れる時期が変わってきたといった変化を感じることがよくあります。
たった5年でこのような変化があるのですから、この先10年20年と経ったら、釣り場を巡る環境は、もっと大きく変わっているのかもしれません。
今釣れている魚が全く釣れなくなったり、今まで釣れていなかった魚ばかりが釣れるようになったりするのではないでしょうか。
環境の変化は、どうも我々が思っている以上に早いようですから、これからの釣りがどうなるかなんて、分かったものじゃありませんね。