釣りにゃんだろう

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釣り人が喜ぶ、抹茶オレ色の濁り。

釣りをしない人は、川が濁っていると魚が釣れないものではないかと思うかもしれませんが、川は濁っている方が魚は釣れます。

泥泥の濁流みたいな濁りは良くないですが、適度な濁りは魚の警戒心を薄めたり、様々なエサが流れてきて魚の活性が高まり、とにかくよく釣れます。

川を見てちょっと濁っていると、「よしよし」と喜んでしまうのが釣り人なのです。

そんな釣り人が喜ぶ川の濁りの中でも、抹茶オレや抹茶ラテ色の濁りというものがあります。

 

これは、主に川に雪融け水が適度に流れ込んだ時に生じるものですが、緑と乳白色を混ぜたような色をしています。

雪融け水というと冷たそうで、釣りにはあまり良くなさそうですが、本流では極端に水温を下げるほど冷たいものではありません。

冬場に渇水だった川が、この抹茶オレ色の水で満たされていく時は、魚が活発に動き出す合図であり、釣りのチャンスです。

濁っているし冷たそうだから釣りを止めておこうなんて思うのは大間違いであり、濁っているからこそ釣りをするべきなのです。

 

川が抹茶オレ色に濁る適度に雪代が流れ込み続ける状態は、下手に水の澄んで低水位の解禁直後に釣りをするよりは、ずっと魚が釣れるものです。

早春は、川が濁り始めたら釣りにいくくらいで、ちょうど良いのかもしれませんね。