釣りにゃんだろう

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本流は先行者が居ても釣れるのか?

よく本流と呼ばれるような大きな川は、先行者がいても釣れるからいつ行っても問題ないと言われることがありますが、あれは本当なのでしょうか?

 

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本流は、川幅も水量もたっぷりあります。
そういった川を一人の人が釣り下っただけでは、全てのスポットを的確に攻められるわけではなく、「釣り残し」のような場所が沢山あるはずです。
そういった場所を次に入った人が上手く攻めることができれば、魚を釣ることができるかもかもしれません。
本流が先行者が居ても釣れるとされる理由は、こんなところだと思います。

確かに、小さな川は一人釣り人が通っただけで、おいしい所をやり尽くされてしまいそうですが、大きな川ならいくらでも可能性のある場所が残っていそうなものですから、信用できるような話のような気がします。

 

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ただ、私は先行者が有利なことは、間違いないと思っています。
以前、海外の大きな川で、4~5人の釣り人である程度間隔を空けて川を釣り下ることがよくありましたが、魚が一番良く釣れるのは先頭の人でした。

先頭でなくても魚は釣れるには釣れますが、確率はグッと下がりますし、サイズの良い魚はほぼ先頭の人に釣れたものです。

 

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こういった傾向は、特に魚がスレていない川で強いような気がします。
魚がスレていない川なら、あまり厳密に攻略できなくても釣れるため、先頭の人がキャストした時点で、ガンガンと魚の方から掛かってくるためだと思います。

こういった経験をしているため、やはり本流でも先行者なしでその日一番に釣れるのなら、それに越したことはないのではないかと、私は思っています。