いつだったか、霞ヶ浦水系でバス釣りをする釣り番組をやっていました。
魚探付きのボートであちこち走り回るのですが、なかなか魚が釣れず、二日間やってようやく一匹釣れたのでした。
これには、なかなか衝撃を受けましたね。
ガソリン燃やしまくって二日間ボートで走り回り、さんざん水中をスキャンしまくって、ようやく一匹釣れるだけというのは、めちゃくちゃ効率が悪いです。
岸から釣って釣れないならまだ分かる気がしますが、ボートを使ってこれでは、なんだか割に合わない気がしてきます。
まあ、その時のコンディションだとか、釣り人の腕といった問題もあるのかもしれませんが、ルアーでのバス釣りというものは、やはり結構難しいものなのかもしれません。
たとえば、私がよくなるトラウトの仲間の釣りなんかは、ちゃんと魚が居る所なら、二日間で一匹ということはなく、もう少し釣れますね。
それもボートを使わずに、岸からでも充分に釣れます。
それが、バス釣りは魚が魚探に映っているような確実に魚がいる場所を狙っても、全然釣れなかったりするわけでしょう。
ルアーのバス釣りは、この「居るけど釣れない率」が、極端に高い釣りである気がします。
だからこそ、釣り人の技術により釣果の差がつきやすく、トーナメントなんかが行われているのかもしれませんね。
私は、あまりにごちゃごちゃと技巧を凝らすよりも、居れば釣れるような釣りの方が好きですから、ルアーでのバス釣りをあまりやりたいと思わないのも当然のような気がしました。