ルアーやフライを追いかけてきたのに、食いついてくれない魚というものが、どこにでもよく居るものです。
こういった時には、どうするべきなのでしょうか？
諦める。
一番良い方法は、その魚に固執せずに、さっさと次のポイントに向かうことだと思います。
粘ってそういった魚を食わすよりは、他のもっとヤル気のある魚を探した方が、ずっと効率が良いはずですから。
とは言っても、魚の数そのものが少ない釣り場では、ようやく見つけた魚を、簡単に切り捨てるわけにもいかないかもしれません。
また、追ってきた魚が、どうしても釣りたいような大物なんてこともあるかもしれません。
ルアーやフライを交換する。リトリーブ速度やアクションを変える。
どうしても追ってきた魚を釣りたい場合に、一般的に考えられるのは、ルアーやフライを交換してみたり、誘い方を変えてみることでしょう。
リトリーブ速度やアクションを変えるだけで、魚が食いつくこともあります。
また、フライやルアーを交換すれば、一発で反応を示すこともあります。
ただ、そう上手くいかないことも多く、あの手この手でしつこく攻め続けるうちに、どんどん魚が警戒心を強めていってしまうことも少なくありません。
キャストする角度を変える。
私が、こういった時によくとる方法は、追ってきたルアーやフライはそのままにして、自分が歩いて立ち位置を変えて、違う角度から魚を狙ってみるという方法です。
魚は追ってきたのですから、それなりにそのルアーやフライに興味を持っているわけで、それをすぐに交換してしまうのは、もったいない気がしますし、交換するのも面倒です。
そこで、静かに移動して、攻める角度をちょっと変えてみると、それだけで魚が釣れてしまうなんてことが、結構あります。
以上のように、追ってきても食いつかない魚を釣るためには、何かを変えてみることが有効なわけですが、何が正解なのかは、ケースバイケースで何とも言えないことだと思います。
そんな中でも、立ち位置を変える・攻める角度を変えるというということは、一番簡単な方法なので、まず試してみるのには、一番良い方法なのではないでしょうか。
