釣りは、できる限り田舎でしたいものですよね。
その方が、日頃から釣り人が少ないはずで、魚も釣れやすいはずだからです。
できれば、田舎を通り越して人間が滅多に立ち入らないような僻地に行きたいものですが、そういった所に行くのには時間がかかることが多く、いつでも行けるわけではありません。
また、昨今はあまり遠出するのが歓迎されていない雰囲気もありますから、なかなか僻地に釣りに行くことが難しい人も多いかもしれません。
そんな中で、近場でも最低限そこそこ釣りに向いていそうな田舎だと判断する基準として、その土地の中学生などがヘルメットを被って自転車に乗っているか、ということが考えられると、私は思います。
産まれてから大都市にばかり住んでいる人には信じられないことかもしれませんが、日本中でちょっとでも都市部から外れた場所に行くと、子供達はヘルメットを被らされて自転車に乗って通学しているものです。
土地によっては、歩いていてもヘルメットを被らされています。
私の仲間内では、ヘルメットを被った中学生を略して「ヘル中」と呼んでいますが、このような子供達が存在するかしないかを、田舎か田舎でないかのボーダーラインとしています。
近場で釣りをするにしても、最低限「ヘル中」が居る場所くらいの土地までは行きたいものです。
「ヘル中」がいるくらいの土地なら、例えば淡水ならヤマメが釣れるくらい渓流があるくらいのレベルであることが多く、それなりに楽しめるのではないでしょうか。
私も、この間ヘル中がギリギリ存在するくらいの場所に釣りに行きましたが、一日それなりに良い釣りができました。
帰り道に車から、自転車に乗ったヘル中を見かけて、やはりこの判断基準は間違っていないと思ったものです。
さらに、車を走らせていくと、デカデカと「EXILE TRIBE」と書かれた車が走っていて、吹き出してしまいましたが、こういったちょっとヤンキーっぽい車が走っているのも、田舎の基準だとは思います。
ただ、EXILEのステッカーを貼った車は、ヘル中ほどは高確率で出現はしませんから、やはり田舎の判断基準はヘル中でいくべきかと思います。
皆さんも、最低限中学生がヘルメットを被っているような土地に釣りに行けば、それなりに楽しい釣りはできるかもしれませんよ。