釣りにゃんだろう

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釣り人なら、車のアイドリングをするべきではない。

ある暑い夏の日に川で釣りをしていると、ヘバりかけたので、車に置いてある飲み物を取りにいこうと川原の駐車スペースに向かうと、私の車の近くにお高そうな外車が停まっていました。

車の中にはウェーダーを履いた釣り人がシートを倒してすやすやと眠っていて、窓を締め切りエンジンをかけっぱなしにしていました。
おそらく、ガンガンにクーラーをかけて昼寝をしているのでしょう。

私は、それを見て「いかがなものかなぁ」と思いましたし、余計に暑くなる気がするじゃないかとも思ってしまいました。

 

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車のアイドリングが環境に悪いのは、今や誰でも知っていることだと思います。
それから、ガソリンも消費しますから、無駄なことでもあります。

アイドリングストップなどの機能の付いた車も多いですが、何時間も停車してガンガンにクーラーをつけていたら、エンジンはかけざるを得ないのではないでしょうか。

そういったことを、自然が与えてくれる喜びや感動といったありがたみを知っているはずの釣り人が、ガンガンに行うというのは、一体どういうことなのでしょうか。

 

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私だって、正直に言えばアイドリングをすることはあります。
それでも、余程寒くて死にそうな時や、車のウィンドウの霜や結露をとる時など、最低限の頻度にすることは心がけてはいます。
それぐらいの自然への心遣いは、自然の中で行う釣りというものをやる人間は、持っているべきだと思います。


それを、昼間の営業マンのように、アイドリングしてガンガンにクーラーをかけて、釣り場で昼寝をするとは、釣り人としての資質を疑わざるを得ません。

よくよく考えてみれば、この時見かけた人だけでなく、釣り場にはアイドリングしっぱなしで車を停車させている釣り人というものが、とても多い気がします。
ヒドイ人になると、一晩中エンジンをかけっぱなしで車中泊しているような人もいます。

釣り人だけが、こういった問題行動をしているわけではありませんが、豊かな自然を一番必要としているはずの釣り人が、環境に悪いことをガンガンしまくっているとは、あまりに意識が低く、知能も低い気がしてなりません。

 

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まあ、きっとそういった人達には、バチがあたって、ろくに魚が釣れないのではないでしょうか。
むしろ、もうすでに釣れないから、ふて腐れて昼寝をしているのかもしれません。

何にしても、釣り人だったら、アイドリングをなるべくしないようにするくらいの、地球の自然への敬意は示すべきだと思うのですが、それくらいのことさえも考えられない釣り人が沢山存在するようで、私は残念でなりません。